ヘアーサロン「BLANK」様

ロゴデザイン採用案。

"シンプルな表現で、左右対称のマークを制作したい"という要望のもと制作。

「BLANK」の「B」の文字要素をシンボルにデザイン。
マークは全て線で繋げるのではなく、空き(ブランク)を作り、リラックスした余白の時間や店名を表現。左の要素と右の要素を完全に分離するのではなく、一つの線を繋げることで、全体としての統一感や繋がりを感じさせ、シンプルな表現の中にも、人との繋がりやゆったりと流れる時間を表現したデザインに。

また、マークは、黄金比率をもとにした作図法にてデザインしている。

ロゴ提案時の別案デザイン。

店名のBを取り入れつつも、「蝶」もモチーフとして取りれたデザイン。

西洋美術や日本美術においても、蝶は"美しさ"や"幸運・成長"のシンボルとして古くから用いられており、世界共通で「美」という認識を持つ唯一無二のシンボル。男性化粧品なども流通する昨今、美の意識は女性だけのものではなく、男性に対しても求められ必要とされることから、男性専用サロンではあるがあえて蝶というモチーフを取り入れた。

マーク自体は「B」の文字を用い、左右対称にしつつも、蝶の羽と触覚でもあるデザインとしているが、蝶というモチーフであるがために女性的にならないよう、蝶の表現は極力控えめに、(もしくは言われなければ気づかない程度に)取り入れ、男性向けサロンであることを念頭に、力強さやシンプルさを意識しながらデザインした。

作図は、採用案同様、黄金比率をベースとし作図した。

店名の中に空き(ブランク)を取り入れたデザイン。 他のどの案よりもシンプルだが、BLANK(空き・ゆとり)を意味する店名の由来を、店名のみで表現しているので、シンプルでありながらも一番思い切りがよく、コンセプトが際立つデザイン。